温泉をもっと楽しもうBlog
ドイツからのカップル様は、日本に留学中の妹様がご予約されて、予定通りにご到着。
桜島を選ばれたのは、
「桜島のエネルギー」
という、プランの文言だったそうです。
2泊目の夜は「スキヤキ」。
調理長が本格的に準備をするものですから、日本語しか出来ないスタッフは、
「手順を説明することが出来ない!」とパニック状態。
「目の前で作って差し上げればいいことだがね~。」
ということで、牛脂のチリチリいう鍋を真ん中に、日本語とドイツ語の飛び交う、「スキヤキ」が始まりました。
「あんな感じで良かったのかな。」
と心配していましたが、お帰りの際は、
「スキヤキ、アリガトウゴザイマシタ。イヤサレマシタ。」
とのお言葉を頂き、「オミヤゲデス。」と、チョコレートも頂きました。
100kgの荷物を抱えたご主人の柔らかい笑顔と、何事にも「アリガトウゴザイマス。」とご丁寧な、そして優しい奥様に、私共皆、癒されたのでした。
Danke scho"n 
画像は東桜島町野尻の桜島国際火山センター近くからの桜島です。
西風が続いています。
明日から2月。
ホントに早いですね。
桜島の噴火回数が記録を更新しているという報道が印象に残った1月でした。
そんな中でもお見えになるお客様とは、
「灰は降るかもしれないけど・・・。」
この調子で何とかいってくれないかなと話すことがあるんですよ。
身近な地元の方々とも、「溜まったら出す。桜島の日々の仕事だからね。」と話しています。
こういう感覚で話せる方が多くなったなと感じた1月でもありました。
昨日とはうって変わり晴天の日曜となりました。
青空と少し残った雪の白さが、南国鹿児島の冬色です。
最高気温は14℃となるということです。
風はほぼ終日北の風の予報が出ています。
今日も1日、降灰掃除に追われそう
「真っ白になってるよ~。」
すぐに写真を撮れたら良かったのですが、玄関に来た時には微かに雪が残っている状態でした。
TVでは、鹿児島市側から冠雪の桜島がキレイに写っていましたよ。
今日はさすがに冷えていますので、41℃の温泉からあがられたお客様は、
「もう少し熱めがいいなと思いましたが、後からポカポカしてきました。」
と、浴衣1枚。
南向きの客室も暖かいようです。
「1カ月振りです。」
とチェックインされたお客様。
「あの時も降灰でしたね~。」
「癖になりそうなんですよね~。いつまた来れるか、早く行きたい!と思っていました。」
先月、ご朝食時に朝日を浴びながら、こんな自然が大好きと言われていたのを、スタッフ皆覚えていました。
早速、支配人と「太陽の黒点」の話で意気投合されました。
ご夕食が終わられ、
「ごちそうさま!私達、灰が降っても桜島が大好きなんです~。」
全て肯定から入ってこられるお客様こそ、私共にとっては別格です。
今朝は小雨が降ったので、当館玄関前から御岳の姿は望めませんでした。
風は、西~北北西の緩やかな風の予報が出ています。
昨日まで降灰でしたので、歩道に残っていますが、駐車場・玄関前・露天風呂と、結構時間がかかる量でした。
「自然の事ですから。」
と、言って下さるお客様にお越し頂いたので、今日も明日もと続けて来れたのだろうと思います。
本当に有難うございます。
定年退職をされて、念願の九州、念願の桜島にやっと来れたというお客様。
美味しいお土産まで頂き、恐縮しているところに
「BONN!」
と、桜島の噴火音。
「ビックリされたでしょう?」
「いえいえ、出すことは大事。だまって溜め続けると大変だ。
私が住んでるところはこれからが大変です。」
当館の主人も、
「桜島はずっと出しているからね。
どんどん新しいマグマが供給されているという事だが、出すことをやめないからね。
だから、逆に、大きく破裂出来ないんだな。」
今の状態を、静かに見守る方達ですね。
先日、わが社の新年会がありました。
たま~にお手伝いいただく方までお集まり頂いて、調理長の寄せ鍋にいたく感動しながら、宴もたけなわになりました。
何と言っても、ン十年前の思い出がカラオケの選曲に蘇ります。
曲が始まれば、皆さん自然と踊りますね。
昔の新曲は、ホント、ゆっくりと踊りたくなるようなムードがあります。
とはいえ、その合間に、元気のいい曲を入れると、三回転くらい早く足を動かしていたので、
翌朝は、「まわり過ぎた。」と言っておられました。ごめんなさい。でも、楽しかったです。
そんな中、元メイドさんで活躍をしたきょうちゃんは、
「私、来た時手を見せたでしょ。1回お風呂に入っただけで、ほら。どうして?」
なんでも、荒れていたのが良くなったそうです。
本当にビックリしたみたいで、
「そうなのよ。そんな温泉なのよ。良かったがほら~。」と皆から言われていました。
そういえば、私も、手についたボンド剤が水道水でなかなかとれなかったのに、温泉で簡単に取れた時はビックリしました。ビックリする顔を見たくて、温泉を掃除していた係の人に見てもらったら、目をまん丸にしていたので、そんな話もすると、「へぇ~~~~~。」ということでした。
昔からここに来る方は、働く人も皆、温泉が分かる、桜島が好き、眺めが好き、唄が好き、です。
それにしても、何度も聞かされる昔話ですけど、何度聞いても面白すぎます。
『雨と海水が溜まる地下数十メートル下の地形が、安永の噴火(1779年)に出来たのではないかという事。
地表近くの桜島南東部だけにできた火山性温泉。
その温泉の運命を知ってしまった、ということです。非常に不思議です。
もともと地球の表面近くに出来た温泉なので、深部のガス層とは無縁。
「40mしか掘ってないんだから、可燃性天然ガスが出るはずが無いのにね。」
義務化された可燃性天然ガス検査は、検査の方が「ゼロです。」とビックリしていた。
桜島だから、一番多いと思っていたのでしょう。
しかも、源泉地と建物は離れているから、検査が義務化した起因の事故環境とは、全く異なる環境だということがはっきり証明されて、私共は別の意味でビックリした。
そういう成り立ちの当温泉は、温泉成分の種類が豊富だけど、硫黄成分がない、水道水と同じ中性。
桜島南東部にある温泉貯留層は、雨と海水が溶岩によって再生されるところ、とでも言いましょうか。
当館のような熟成した成分となるのに、数十年かかるそうですよ。
ゆっくり循環する間に成分が熟成し、雨が雨でなくなり海水が海水でなくなる。
地下で新しい生命力を得た温水は、再び湾に注がれ、様々な命を育み、海水~蒸発~雨となって桜島に降り注ぎ、地下で融合して、また新しい生命力を得る。
その仕組みが233年この地の下で繰り返されている。
そして、人が入れる温度が、人の「生命」を育む温度。
生命を育む温度は、40℃から42℃。人の酵素や免疫力がはたらく温度。
好みではなく、人体はそうなっているのだ。
当館の温泉は、地球だけが沸かす。
地球に温められることで、地球が生きている証を知ることが出来る。
それだけでも凄くないですか。
噴火も、温水も、宇宙の命をつないでいく仕組み。
噴火する事だけに心を奪われる人には分かるまい。
この恵みに温められた人は、酸素が巡り、いろいろな思いを巡らして、命が再生されるのを実感する。
地球は生きている。
だから、再生している。
私達もその一員となる。
温泉は、溶岩の様々なミネラルが溶け込み反応しあって熟成している。
ph6.4・高温泉・低張性
水道水と同じ感覚で、何も加工せずに浴槽水が適温、成分が豊富なのに硫黄分が無く、浸透圧も湯当りしない程度。
地表近くに沸くので、可燃性天然ガスも含まない。
人の体にとって何一つ驚異の無い成分とバランスなのだ。
それが、桜島の命の再生の懐である。
へその緒が繋がれていた頃にもどるのだ。
安永の噴火(1779年)の約30年後、伊能忠敬測量班は、この桜島南東部に人が暮らしている事を書き留めている。
記されている島内の地名は現在と同じで、ずっと暮らしが続いている事が分かる。
インフラ整備や化学薬品が無い時代、天水と温水とを利用し、ミネラルで作物を実らせ、明治時代、有村温泉一帯は人口が膨らみ島内一の中心地となった。
桜島の恩恵、マグマのミネラルと火力を存分に利用し、見晴らしの良い古里・有村地区では、南方の海を見渡し、多くの人々が温泉に浸かり心を育んだ。
安永の噴火から明治時代までの、この桜島の懐に人が集まる流れは、この地区は戦の場であり、島津領であったことと、温泉が発見された事による。
幕末、幕府献上船昇平丸を建造した桜島瀬戸造船所は、この地にあった。
戦国時代、桜島の懐で大隅を見晴らし、幕末には海の向こうの世界を見晴らしたというのは、この地の眺望を満喫した人なら、誰でも納得することだろう。
第二次大戦後、桜島側面の昭和火口が開き、その裾野に広がる大正溶岩原は、人の近づく事の無いまま、100年の時を刻んでいる。
地表近くで雨と海水が循環している温水は、大自然の環境だけで新しい息吹をまた得る。
昭和火口は、昨年も年間爆発数を更新した。
噴火をすることで、注目され、人が離れ、遠巻きに見る。
地下浅い桜島南東部の火山性温泉は、社会の仕組みとは絶縁し続ける運命となり、逆に、人が作る社会から生命力を殺がれることなく、エネルギーに満ち満ちてまた海へと向かい、黙って命をつなぎ続けるのだ。
当館の温泉は、そういう温泉だから、色々な装置や燃料はいらないが、そのままでは入れない。
浴槽内で変化するミネラルをその都度取り去る掃除を必要とする。
日々の清掃なくして、地下にあるままの状態を利用することは不可能なのだ。
私達とって最大の偶然は、今の世の中において、掛け流しの途中で何度も清掃をして、自然の状態を日々実現しようとする人がいるという事だ。
桜島の噴火によって出来た地形と、地球という星が繰り返す水の循環、この温泉の特質を熟知した人がいるという事が、「奇跡」なのだ。
偶然が重なり過ぎているので、説明が難しい。
有り難いと思いながら、もったいなくて「使わせてもらっていいんだろうか」と複雑だ。
凄く不思議な事だけど、今日も芯から温まるこのお風呂に入れることを、フツーとして受け入れる努力をして見よう。
これをフツーと思う事にまだ慣れないのは、この偶然の重なっている「今」が、「奇跡」だと、分かるようになったからだと思う。』
奇跡を共感できるお客様のために、今年も最高のお湯の状態をご準備させて頂きます。
大自然と付き合っておりますので、様々な気象がございますが、その日のお湯と一期一会で出会いたいと思っております。
ゆっくりと、温まって下さい。・・・・・・主
お正月には、例年何がしかのおまけを付けるのですが、今年は、おみくじ付き干支の鈴でした。
「大凶入りおみくじチョコ」というのも、お子様向けにご用意いたしましたが、これが結構うけまして、お父様方のほうが楽しまれていました。
ロビーには、お正月気分を高めようと、初詣神社を設営いたしまして、格好の記念撮影のスポットに。
意外と、パワーがあったりして・・・。
元日の日の出は拝めませんでしたが、お子様の可愛い歓声が聞こえて、お陰さまで賑やかな元旦の朝でした。
お客様の「また来ますね。」との嬉しいお言葉に、疲れも吹き飛びましたよ~!
magokoronoyu