9月になりました。
「桜島は紅葉が無いからね。」
最初に来た時、そう言われたような・・。
確かに、自生の松が多く、「秋」はどこで感じるものかな、と思い続けて○十年です。
そう思いながら、通る道を眺めると、「椿」が目に入るのですが、これは自生で無いような感。
椿に関しては、以下のような流れがあったんですね。
桜島の南側に広がる、当時の鹿児島郡東桜島村は、1950年10月1日、鹿児島市に編入。
1980年代から、降灰に強い植物を植えようという営農対策で、5万本の椿の苗木が配られたそうです。
(当時の鹿児島郡桜島町も、88年から補助事業として。)
それで~、椿が街路樹のように植栽されたりしているんですね。
当館も30本ほどの椿が道路沿いにありましたが、只植えているだけでは育たなかったです。
やはり岩と言えばパイン、「松」が自然な感じです。
欧州や米国も、ところによって岩の上の建造物に松が写っていて、近いものを感じます。
なので、日本庭園にあるような、赤や黄色の落ち葉に埋もれて・・みたいなところはあまりないと思いますね。
「和」とはちょっと違う、日本の多彩な資質を感じてしまう、桜島の風土だと思っています。
それで、「秋」と言えば、「空」に目が移ります。
パッと積乱雲が無くなり、「天高く・・」という言葉が浮かんでくる時、季節が移っているんだな、と感じる瞬間があります。
お客様には、虫の音を聞きながら、露天風呂を楽しんでいただいたり、全館から南の夜空が見えますので、月明かりや瞬く星とともに、静かな秋の夜をお過ごし頂ければと思います。
(たまに、「噴火しましたね。」とお伝えする時があるかも。それも含め、お楽しみ下さいませ
)


